コロナ自粛の強要=大罪

どうも、こんにちは。

 

出張ナンパマンのUMAです。

 

 

実は今月から部署を異動しまして、今後出張が激減します。(あっても西日本だけ)

 

異動するなら東京に転勤させてくれと上司に頼み込んでたんですが、それも叶わずでした。

 

頻度は減りますが今後もボチボチ日本各地を旅しに行くので、面識のある方々は変わらず仲良くしてくださると嬉しいです。

 

 

 

 

 

まぁそんな僕の近況はどーでもいいので本題です。

 

 

以下の章立てで書いています。

 

1.今の日本の異常性

2.コロナウイルスの危険性

3.自粛の危険性

4.倫理観を問う思考実験

5.もうメディアや風潮に流されない

 (追記)経済の維持と医療崩壊の防止を両立するために

 

 

1.今の日本の異常性

 

コロナ自粛、辛いですよね。

 

僕も仕事のキャンセルが相次いで出張手当がなくなり、残業もできないので3月以降の手取り収入が月ベースで4割ほど減ってます。

 

楽しみにしていたプロ野球も開幕する気配がなく趣味が奪われてます。

 

ナンパも2か月間できてません。

 

 

 

全国のナンパマンが楽しみにしているゴールデンウィークがいつの間にか「ステイホーム週間」などというふざけた名前に勝手に変えられました。

 

メディアも自然を装ってすり替えてるつもりなんでしょうけど違和感すぎて笑いました。

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守っても十分な補償が伴わないのに守らなければ不当な社会的制裁が伴う「自粛要請」などというオネガイがまかり通ってます。

 

「俺に従わんかったら公開処刑やぞww」って言う

いじめっ子小学生の思想と同じです

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単なるオネガイであるはずの自粛に協力しないと非国民扱いされるような風潮。

いじめっ子の取り巻きっ子の思想と同じです。

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冷静に考えて、おかしくないですか?

 

僕は正直、最近の日本の雰囲気、凄まじく気味が悪いです。

 

 

 

みんな小・中学生のときに戦争を勉強して、国家の都合で個人の自由が制限される風潮になったことがかつての日本の過ちだと学びましたよね?

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いつの間にあの時代(僕は生きてないけれども)に戻ろうとしてるんですか?

 

 

このコロナ禍の社会情勢は第二次大戦の次ぐ異常事態だと言われてますけど、だったら過去に学んで判断・行動しろって話ですよね。

 

今、過去の過ちを繰り返してますやん。

って思ってるのは僕だけですかね?

 

 

 

 

2.コロナウイルスの危険性

  

そもそも、もう既によく知られた話だけれども、コロナに感染して死ぬ確率って本ッ当に低いんですよ。

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こういうデータだけでも死亡率は低いのは明らかだけど、実際は無症状やごくごく軽症状で検査を受けていない人が膨大な数いるとして、死亡率はもっともっと低いわけですよね。

 

しかも現役世代(50代以下)で死亡するのってほとんど0なんですよね。

 

 

 

 

ぶっちゃけですけど、僕も既にコロナに罹ってたんじゃないかと思ってます。

 

実は3月末に、「謎の悪寒」と「嗅覚の低下」が起こってました。

 

寝るときにあったか~い布団に入ってるのに、なぜか強烈に寒かったんです。

 

で、朝起きてモーニングコーヒーを飲むと、鼻が詰まってるわけではないのにコーヒーの匂いがほとんどしませんでした

 

ただ、咳や熱なんかの他の症状は皆無でした。

 

これが2日間続きました。

 

阪神タイガースの藤浪選手が「嗅覚障害」がきっかけで検査してコロナ陽性だったという報道があったばかりだったので、さすがにあと1日続いたら病院に行こうと思いました。

 

ただ、3日目に症状はなくなりました。

 

今考えたら、年明けからフィリピン、長崎、北海道、東京、沖縄と、マスクもせず転々と移動してたんで、感染しててもなんら不思議ではありません。

 

でも、上記の症状が出てから数えきれない人と濃厚接触してきましたが、感染したという人はいません。

 

実際に僕が罹ってたのかはわからないけど、それぐらい、基本的にはコロナって弱~いウイルスだということです。

 

 

 

 

3.自粛の危険性

  

一方で、これ以上自粛が続いて経済に影響が出ると、僕はメチャクチャ辛いです。

 

これ以上、やりがいある仕事ができない、収入も少ないまま、旅ができない、野球が観れない、クラブにも行けない、仲のいい既セクと会えない、ワクワクするようなナンパができない、・・・・・・・・

そんな生活、僕は発狂します

 

一応、大手企業に勤めてる僕はしばらく発狂するぐらいで済むのでラッキーですが、起業してこれから本格的に事業を伸ばそうとしてた人達はそれどころではないです。

 

既に倒産する会社も出てきてます

 

僕の会社の近くにもあるプレミアキャビンというホテルの会社も倒産し、僕の筋肉のオアシスであるゴールドジムアメリカの大元締めの会社が倒産しました。

 

 

 

日本で失業率が1%上がると、自殺者が2000~2500人増えると言われています。

 

このままだと間違いなく1%どころじゃない勢いで失業率が上がって、自殺者が増えます

 

おそらくそのほとんどは、コロナの影響がなければ間違いなく日本の経済を支えていた人達です。

 

まじで損失すぎるでしょ。

 

しかもどうせ、高齢者のコロナ感染死亡者と比べたら「仕方がない」で済まされるんでしょ。

 

 

 

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高齢者がコロナ感染で亡くなってるのに対して「医療体制が悪い」「自粛しないやつが殺した」ってみんな言ってんだ!

バカヤローめコノヤローめ!!

 

 

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コノヤローめ!

過剰な自粛が原因で自殺した若者に対しては「かわいそうだけど仕方がない。今は耐える時だ」って、

言ってること滅茶苦茶じゃねーか!!

バカヤローめコノヤローめ!!

 

 

 

言い方が凄まじく悪いは承知のうえで言いますが、今の日本の雰囲気は、余命いくばくかの高齢者の寿命を維持することに固執して、これから日本を支えるであろう将来有望な現役世代を犠牲にしていく気しかしません。

 

 

 

 

4.倫理観を問う思考実験

 

今の風潮に対して、ずっと得も言われぬ気味悪さを感じてたんですが、それがなぜなのかを考えてきていて、思い出したことがあります。

 

少し話が変わりますが、僕は大学時代に政治哲学をかじっていました。

 

そこでマイケル・サンデルというハーバード大の哲学の教授の説を学ぶ機会がありました。

 

今の哲学の学界で一番有名な学者の一人です。

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そこで、有名な倫理観を問う思考実験を体験しました。

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実際はトロッコを使った思考実験なんですが、少し改変したバージョンのものを、これを読んでくださっている皆さんにも考えていただきたいです。

 

 

2つのケースについて考えてみましょう。

 

<ケース①>

の海に2つのボートが浮かんでいます。

片方のボートには10人が乗っていて、もう片方には1人が乗っています。

2つのボートの周りには人食いザメがたくさん泳いでいます

あなたは救助船でボートに乗っている人達を救助しようとしています。

両方のボートは今にも沈みかけていて、一方を救助している間にもう一方が転覆するのは間違いなさそうです。

あなたはどちらを助けますか?

 

 

<ケース②>

嵐の海に、今度はボートが1つ浮かんでいます。

ボートには10人が乗っていて、周りには人食いザメがたくさん泳いでいます。

あなたは救助船でボートに乗っている人達を救助しようとしています。

救助船にはあなたの他にもう1人乗っています。

サメが多すぎてボートに近づくことができず、このままではボートは転覆してしまいます。

しかし、救助船に乗っているもう1人を海に突き落とせば、サメは彼に群がり、その間にボートの10人を助けることができます

あなたはどうしますか。

※1人を海に突き落としても、罪に問われることは絶対にないとします。

 

 

この改変版は、『ワシズ 天下創世闘牌録』の最終巻に出てくるものです。

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<ケース①>では、間違いなく10人のボートを助ける、と答えると思います。

 

 

一方で<ケース②>は、意見は分かれるかもしれませんが、ほとんどの人が海には「突き落とさない」を選ぶと思います。

 

「突き落とす」方が、多くの命が救われて、結果としては<ケース①>と同じになるにも関わらず、です。

  

マイケル・サンデル教授がハーバード大で学生に対して実験したときも、大多数が「突き落とさない」を選びました。

 

 

 

なぜちょっとした条件の違いだけで、判断にこんな大きな違いが出てくるのか。

 

命の危険にさらされている人が多数いたとしても、本来関係ない人を犠牲にしてまで救うことは間違っている、という倫理観をほとんどの人間が持ち合わせているとサンデル教授は結論付けていました。

 

 

 

 

 

で、コロナの話に戻るわけですが、この思考実験(<ケース②>の方)を今のコロナの社会情勢に当てはめるとどうなるでしょうか。

 

まず、「嵐の海で人食いザメがたくさん泳いでいる」という状況は、まさしく今のコロナ禍だと言えます。

 

「ボートに乗っている10人」というのは、その状況で死亡する可能性があるという意味で、主に高齢者ということになります。

 

救助船で判断をしていた「自分」は、政府や社会的な風潮とみることができます。

 

そして、救助船に乗っている「もう1人」は、本来死ぬ可能性は限りなく0で、「10人」や「自分」に貢献してくれる現役世代(若者)とみることができます。

 

 

 

そうした場合、今の政府の方針や国民の風潮は明らかに「救助船から1人を突き落とす」行為なんですよね。

 

本来の人間の倫理観に反した行為が、今の日本の常識になっている気がしてなりません。

 

多分僕はずっとそこに気味悪さを感じてたんだと思います。

 

 

 

5.もうメディアや風潮に流されない

 

さきほどの思考実験で、「関係ない1人を犠牲にして10人を救う」なら、まだ正当性があると思います。

 

サンデル教授も、その意見の否定はしていません。

 

 

ただ、このままだと「関係ない10人を犠牲にして10人を救う」ということになりかねないと思っています。

 

もしかすると10人のために犠牲になる人が15人や20人になるかもしれません。

 

それぐらい、この経済停滞が続いた時の影響が計り知れない数になると思っています。

 

しかも犠牲になるのは、本来日本の経済を支えてる現役世代です。

 

 

 

一言断っておくと、別に高齢者や基礎疾患のある人を見殺しにすべきなんて思ってません。

そういう方々や絶対にコロナに罹りたくないという現役世代の人は、あくまでも率先してステイホームで感染防止に努めていただく。

そうではない現役世代は、これまで通り経済活動をしながら、感染防止最優先の人に対してはできる限りの配慮をする。

それでも万が一感染防止最優先の人が感染した時には、最優先で医療を受けていただく。

そうするべきだと思ってます。

 

 

 

本来、バリバリ仕事をするのも、旅をして野球観戦や観光やナンパを楽しむために各地に金を落としていくのも、経済貢献なんです。

 

誰であろうとそれを真っ向から否定して、これ以上経済を停滞させるのは、大罪だと思ってます。

 

 

自粛中も出撃して即報をあげている一部のナンパマン、本当にかっこいいです。

 

 

僕も自分が楽しむために、これ以上の自粛を自粛します

 

僕がたまたまナンパして女の子と入った居酒屋が、僕からの売上でギリギリ潰れずに済んだ!

なんてこともあるかもと思ってます。

 

 

僕が会社でこのことをおおっぴらに話せば白い目で見られるかもしれないけど、隠しません。

 

だって僕絶対間違ってないもん。

 

 

1~2年後には、10人の高齢者を救うために10人以上の現役世代を殺した人達が責任追及されると信じてます。

 

 

 

(追記)

医療崩壊の防止と経済の維持を両立するために

 

本当は書こうか迷って、僕は政治や経済や医療の専門家でもないし、書いたら内容が長ったらしくなると思ったので書かなかったのですが、いくつか反論もいただいたので追記します。

 

 

 

いただいた反論の内容は主に医療崩壊についてです。

  

「自粛しなかったら感染者が増えて医療崩壊が起きる。

 医療が受けられない人が増えて病気で死ぬ人が増える。

 なので、まずは病気で死ぬ人をなくす。

 経済のことを考えるのはその次。」

という意見です。

 

 

僕の意見は、先に結論を言うと

「病気でも、経済でも、人を死なせない」

これを目指すべきだと思います。

 

 

 

まず、なぜ欧米諸国で医療崩壊が起きていて、日本でもその危険があるのか。

 

僕は患者の優先順位をつけていないからだと思います。

 

人の命の価値に優劣を付けろと言ってるわけではないです。

(そういう意見があるなら僕は絶対反対です。)

 

 

言いたいのは、医療現場が逼迫してる中で、全ての患者に平等に医療を提供しようとしていることに無理があるということです。

 

当然、本来医療は平等に提供されるべきものだと思いますが、この異常事態の中では「平等」ではなく「公平」に提供されるべきだと思います。

 

※「平等」と「公平」の言葉の違いがわからない方は、調べてください。

 

 

 

例えば、医療を扱ったドラマでよくこんなシチュエーションがあります。

 

 

医者をやっている主人公が、大規模な交通事故に居合わせた。

負傷者は多数。

そこにいる医療関係者は自分1人だけ。

救急車が到着するにはかなり時間がかかる。

さぁ、どうする主人公?

 

 

主人公は当然医者として負傷者の応急手当をするわけですが、手当てができるのが自分1人のため、全員に施すことはできません。

 

かなり限定的なシチュエーションですが、患者全員に平等に医療が提供できないという意味で「医療崩壊」が起きてるわけです。

 

ここで主人公は医者として「公平」な判断が求められます。

 

もうお分かりかと思いますが、主人公は何をするかというと、負傷者の重症度をおおまかに見定めて、年齢等も加味して手当てをする順番(優先順位)を決めるわけですね。

 

 

今の逼迫した医療現場では、こういった優先順位をつける判断と行動が必要になってくると思っています。

 

 

 

事実、アメリカのカリフォルニア州等では既に医療崩壊を防ぐための患者の優先基準を決定しました。

(厳密にはカリフォルニア州の優先基準は、少し意味合いが違ってきますが…)

 

 

 

少なくとも日本の医療現場では「平等」に医療を提供することに固執しすぎていないかと思っています。

 

 

 

最近テレビで、コロナ感染で退院したばかりの若者がインタビューに応じてて、

「いやー、熱が39度になって、息苦しくなって、かなり辛い日もありました」

みたいなことを言ってたりしますよね。

 

 

隔離施設になったホテルにいる現感染者の若い人が、スマホカメラをもって

「部屋はこんな感じでーす」

って喋ってたりするのをニュースでやってたりしますよね。

 

 

こういう人達って、自宅療養でよくないですか?

 

逼迫した医療現場の人達の協力がなくても、死んだり後遺症が残ったりすることはほぼ確実にないですよね?

 

僕も中学生の時にインフルエンザに罹って39度以上の熱が出たけど、普通に自宅療養しましたよ。

インフルエンザって、毎年たくさんの人が亡くなる感染病ですよ。

 

 

で、自宅療養していた比較的高齢の感染者が入院できずに亡くなるということも起きてますよね。

 

 

明らかに医療を提供する優先順位が間違ってないですか?

 

 

この異常事態下で医療現場がやることは、患者の優先順位をつけて、優先順位が低い患者には多少の無理をお願いして、本当に医療の協力がないと救えない命をできる限り救っていくことだと思います。

 

 

 

あくまで専門家ではないので細かく具体的な施策は考え付きませんが、おおよそとしては下記のような感じでしょうか。

 

①症状の重さや年齢、基礎疾患の有無等から患者の優先度を決定する基準をつくる。

 

②各優先度に提供する医療レベルを明確にする。

→例えば仮に優先度「高」「中」「低」の3つとしたら、「高」患者には通常の病院での治療、「中」患者には隔離施設での療養、「低」患者には自宅療養、みたいな感じで。

 

③高齢者等「高」患者になるリスクが高い人に対して「ステイホーム」での感染防止を強く要請する。

→「高」患者の発生を抑制して医療崩壊を防ぐ。

 

④自宅療養になった感染者が重症化しないための療養の指針や、感染者の同居人の行動指針を明示する。

 

 

 

こういうことを徹底して実施できれば、平常時に近い経済活動が行われても、医療崩壊が起きることはないと思います。

 

 

 

今日本の医療現場も逼迫してるんですよね?

本当に逼迫してるんだったら、医療現場の人の本音は

「大して重症でもないヤツに時間かけてる場合ちゃうねん」

のはずです。

だったらそれをちゃんと公的機関が公言すべきだと思います。

 

 

公的機関には頭いい人がガン首揃えてるんだから、医療崩壊の防止と経済の維持をうまく両立する最適解くらいすぐに出せると思うんですけどねぇ。

 

 

#コロナに負けるな

#病気でも、経済でも、人を死なせない